ほんま、見かけではわかりません。ほんま、ほんま!

先日、郊外型商業施設へ、打ち合わせに行って参りました。
最寄り駅で、バス乗り場のプラカードを持っているおにーちゃん。

茶髪、その上、乾燥したパーマヘア。
スマホを触りながら、無言で、立っています。
バイトでしょうか?

バスの時刻表を眺めた私に、風体とは違う、優しい声で
 「あと、13分ほど、お待ちください。」と、声をかけてきます。

バスを待つ列の前後がわからず、いきなり、先頭にならんだおじ様。
茶髪のおにーちゃんは、そっと、おじ様に近づき、小声で話します。
おじ様は、うんと頷き、後方にならび直しました。

バスが到着。

茶髪のおにーちゃん、今度は、バスを待っていた、おばあちゃんの手を握って、
バスの乗車口へ誘導。
そして、耳元で「気をつけて、行ってらっしゃい。」

冷めたおにーちゃんと見えましたが、ふてくされたおにーちゃんと見えましたが、
なかなか、心遣いができる、素敵な方です。

小声で、そっと、修正。
手を握って誘導。
さりがない、言葉かけ。

本当に外見からは、想像できない行動です。

ええ茶髪のおにーちゃんです。

このまま、今の優しい心を忘れずに社会を生きて欲しいです。
ええ茶髪のおにーちゃんの話でした。

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