YouTubeをご覧くださっている方からも、
営業マンにやたらと褒められると気味が悪い時がある、
とコメントもいただきました。
褒める行為は相手を喜ばせる行為なのに、
なぜか気持ちが良くない、居心地が悪いと感じる方も多いです。
なぜでしょうか?
それは、単に褒め単語の羅列だからではないでしょうか?
「すごいですね」、「さすがですね」、「素晴らしいですね」、「ご立派ですね」
褒め単語のみで、何がどのようにすごいのか?
それを見た私がどのように感じ、思えたのか?がつながっていないので、
何となく、空虚感が伝わる褒め言葉になっているからではないでしょうか?
野口は、褒め単語の羅列はしません。
素敵なこと、いいなと感じたこと、
1点を取り上げて、そのことを詳しく伝えます。
例① 相手の「声」をほめる
本日、初めから感じていたのですが、
とても、いいお声をしていらっしゃいますね?
聞きやすい、心に届く声をしていらっしゃるので、
〇〇さんが、相手に伝えたいと言うお気持ち、信念まで理解できて
心地よい時間を味わっています。
声が素敵ですと、他の方にも言われるでしょう?
例② 相手の「持ち物」(時計)をほめる
お洒落な時計をつけていらっしゃいますね?
有名な時計なんでしょうか?
私、あまり知識がないのですが、時計にこだわりをお持ちなのでしょうね?
お教えくださいますか?
なるほど、そんな思いがおありなんですね?
とても、良くお似合いで素敵な時計だと、目が行きました。
ありがとうございます。
例③ 相手の「ヘアスタイル」をほめる
お洒落な髪形ですね。よくお似合いです。
毎朝、こだわりがあって整えていらっしゃるのですか?
なるほど、人と会うお仕事なので、
印象には気をつけていらっしゃるのですね?
お洒落な方だなと、印象を持ちました。
やはり、こだわりがおありなんですね。
とても素敵です。
いかがでしょう?この1点集中のほめ方、居心地が悪いですか?
〇何が素敵か? 〇なぜ素敵だと思えたのか?
〇その素敵さを私、本人はどの様に感じたのか?
この3点を必ず入れて話してください。
具体的で、伝わる誉め言葉になりますよ
日々の練習では、電車の中で、バスの中で、新幹線の中で、
瞬時に周囲の人の素敵ポイントを探す練習をしてください。
今すぐにトレーニングは可能です。