営業の強化書チャンネル（YOUTUBE）

No.316「比較するな！のアドバイスはＮＯ!」

今回のテーマもよく相談を受ける内容です。

同期と比べて、追いついていない自分を感じて落ち込む
同年代のスタッフの成果を上げられずに悩む
〇〇さんに比べて、自分は引きが弱い

ついつい、いい結果にはならないことが分かっているけど、
自分とだれかを比較して、気分が下がる・・・、
どうしたらいいですか？

当然、多くの人に相談してみたことでしょう。
すると…、
「気にするな！比べるな！自分は自分だ！」と
アドバイスされたことでしょう。

もちろん、皆さん自身も、
人と比べて、悪い気分になっている現実をお分かりなので、
比較は良くないことは充分ご理解されていることでしょう。

え？　まったく気にしない？　気にならない？
同期の成果は、すごいなあと思うけど、自分が落ち込む
状態には至らない！

いいねえ～、そんなあなたに成長させてくれた周囲の方、
ご両親に感謝ですねえ。
たぶん、小さな頃から、ご両親は、あなたを他の誰かと
比べたり、兄弟、姉妹とも比べたりせずに、
あなた個人を認めて、関わってくださったことでしょう。
素敵な環境に、感謝！ですよー(^^♪

ですが、多くの方は、目の前にいる同期、同年代の方々と
勝手に、自分を比べて、一喜一憂してしまうものなんです。

上司も、皆さん、それなりに学んでいますから、
決して〇〇さんに比べて、君は！なんてマネジメント、今や
そんな低レベルのコメントはまず、言わないです。

ただ、目の前に存在しているからこそ、つい、気にしてしまう
物なんです。

そこで、今日は、気にするな！　比較するな！のアドバイスは
しません。

私からのアドバイスは、
「成果を上げている●●さんが行動していて、
あなたがやっていないことを探り出し、探り出せたなら、
まねして、取り込んでみよう！」です。

何が、成果を上げる大きなポイントになっているかを限定
することは難しいですが、
少なくとも、あなたがやっていなくて、
相手がやっていて成果を上げているなら、
真似する意味はあるかなと。

どうですか？

果たして、いきなり成果に結びつくか否かはわかりませんが、
良いことは、取り入れたいものです。

で、2週間、取り込んで真似た内容でも反応がなければ、
他のまねっこに移ってください。

まずは聞き出すことです。
・リストアップはどんな基準でやってる？
・顧客への持参企画書は、どれ？
・フォローメールはどれくらいの頻度？
・初回訪問、初回オンライン面談で注意していることは？
・名刺管理はどうしているの？
あなたとは違う何かを探り出してください。

〔探り出す+まねる〕という作戦、実行ください。