今日は、先輩の立場の方、営業MGRや管理職の方へ、
お願い事です。
ホワイトボードには「役割」と表記しましたが、
マネジメント内容ではありません。
現在の20代層は、失敗や否定をとても避けます。
まあ、60になっても否定されるのは嫌ですが(笑)
そんな若年層は、失敗や仕事で嫌な部分があると、
いつまでもその記憶を引きずり、
やがては営業は厳しい、きついと表現するようになります。
そんな彼らに、
「仕事って辛いこともあるよ・・・頑張れ!」とか、
「働くって、楽しいことばかりじゃないよ!」と言って、
説得しても心には届きません。
むしろ嫌が強化されてしまいます。
そこで!先輩や営業管理職の方々へのお願いです。
皆さんの今までの業務のある一部で、
自分自身が面白みを感じたこと、
好きだと思う瞬間、楽しくて集中してしまうこと!の話を
してあげて欲しいのです。
いいですか?
成果を上げた!表彰された!とかいう自慢話ではないですよ。
ご自身の仕事の中で、ご自身が味わう喜び、楽しみを伝えて欲しいのです。
説教、自慢話に発展しないように、気をつけて!
他人の喜び、楽しさ、面白さですから、
共感できるか否かはわかりませんが、
聞いている側は、仕事に対する違う側面を知ることになります。
つまり、嫌だと感じていた記憶に、
違う感覚、取り組み方を上書できる
きっかけを与えて欲しいのです。
コロナ前は、食事を一緒にする機会がありました。
パワハラまがいの飲み会もあったかもしれませんが、(笑)
食事の席で、仕事の面白みに気づける機会もあったのですが、
コロナ禍でそのような接点はぐんと減りました。
ですから、あなたの仕事の愉しみ、面白み、うれしさを、
商談先までの移動中、1ON1ミーティングの際に、
話してもらいたいのです。
特に、営業業務の一部に大変さを感じている部下や後輩に、
あなたの楽しみを上書き様に活用してあげたいのです。
人は多様ですから、感じ方はそれぞれですが、
その違う感じ方を知らせて欲しいのです。
あなたの人としての喜び、嬉しさです。
その話が、聞き手の嫌な記憶を上書きできたとしたら、
あなたの役割はとても大きなものとなります。
まあ、話すわけですから、
あなたの中の整理もしなければなりませんけどね?
先にこの仕事について活躍している人間の役割ですよ!お願いします。