営業の強化書チャンネル（YOUTUBE）

No.321「営業トーク【2】」

今日は[営業トーク]テーマ2回目です。
ここからご覧になる方は是非、前回の動画もご覧ください。

前回は、トークを考える前に、
①②③で、お客様の不の感情を確認しましょう。
営業トークは、それから考えましょう。
ということでしたね？

このYouTubeからご覧になった方に、簡単な自己紹介を。

「株式会社営業会議の野口明美と申します。
関西を中心に、営業マンの先生をしています。
もう、21年めです。
なぜ、先生という表現をつかったかというと、
元は、中学校の国語の教師でした！
こう見えても、営業へ転職して、まったく売れないところから、
西日本一の営業チームを作るところまで頑張りました！」

はい、では肝心な営業トークについてです。
前回の最後のお客様のセリフはこうでした。

「今はコロナの影響で営業は忙しいので、
営業教育のタイミングではないな。」
営業マン教育の提案を断られたところからです。

今日は、提案に断られてからのトーク例です。

お客様は、とにかく営業マン教育提案は不要ですと言われました！
さあ、どんなトーク使いますか？

営業は人間相手のお仕事ですから、答えは無数に限りなくあります。
ですから、いくつかの例をご提供するだけになりますが・・・。

では、まず①点目、
「営業がお忙しい今、売り上げ数字はいかがでしょうか？」と、
現状の営業業績を確認するトーク！
業績に問題がなく、満足している状況なら、
本当に急いで営業教育を行う必要性はないかもしれませんね？

でも、もしも、忙しい割には、
業績に満足できる状態でなければ？
その原因を確認するトークにうつりましょう。

②点目です。
「営業マンが忙しくされているのに、
業績に結び付いていない原因は何だと分析されていらっしゃいますか？」

続いて、
「その原因について、何らかの解決をお考えですか？」
解決に対しての意思意欲があるのかを確認します。
これが、③点目です。

一度は断られていますからね？
原因対策の意思確認は必要でしょう。

断られてから、
①現状を確認する
②原因を確認する
③解決の意思を確認する
3つのトークを使う１つのパターンです。

いかがですか？

2回のYouTube映像で、野口が伝えたかったのは、
営業トークは規定のものがあるといいうことではなく、
相手に話してもらった内容から、
冷静に確認していくのが営業トークであり、
マニュアル化は難しいと言うことです。

では、最後にロープレ実習です。

デートのお誘いをしましたが、
「ごめんなさい。今、忙しいので」と断られました。

①「今、どんなことでお忙しくされているのですか？」
②「なぜ、そんなに予定が詰まっているのでしょう？」
③「その予定、少し整理して、自由な時間を作りたいとお考えですか？」

「では、デートというより、忙しい予定を整理するための作戦会議は
お手伝いできますけど、いかがですか？」と。

どうでしょう？うまくいくかな？
ありがとうございました！