こんにちは。(株)営業会議の野口明美です。
今回も営業の強化書チャンネルに合わせていただき、
ありがとうございます。
コロナ禍から少し落ち着き、
顔を合わせての面談ができやすくなってきました。
ですが、営業の方々からは、
「オンライン面談や商談の2年間で、
スムーズな世間話が双方で難しくなっています」と、
相談を受けます。
私の頭の中のクエスチョンマークの中身は、
コロナの影響でもなんでもなく、
そもそも世間話、メインの話の前座会話?
つなぎの話が下手やったんちゃう?
と叫んでいます。(笑)
単なる会話の切り出しでも、
世間話でも、導入会話でも、目的はありますよね?
初対面の自分の人となりを理解してもらいたい
緊張感の高い空気を和らげるため
自分の正直さをわかってもらいたい
その目的に応じて、なおかつ、双方のやり取りができる話題を
ぽんと目の前に提供することが大切です。
初デートの会話目的は、
●真面目で浮ついていないことを理解してほしい
それならば、いかに周囲が茶化しても、
自分は真面目にやり通したかについて話し、
どう思う?と疑問を投げかけることで、
会話のやり取りを行う、というのではいかがでしょうか?
ビジネスの相手には、初顔合わせ手の商談の場合は、
●信用、信頼できる営業である自分を伝えたい
それならば、相手にとって、信用・信頼できる判断基準が
何であるかをまずはリサーチしてから、
その判断基準に合うようなあなたの実話を提供してはいかがですか?
長年の付き合いで、お互い目的も意識せず、
好きなことを話して、気を遣わない相手なら、
ここまで用意周到に準備をする必要などありませんが、
この人に、この商談で!と力が入る場合は、
準備が必要ですよということです。
とはいえ、自分を理解してほしくて
・高校時代はサッカー部で、地元の総体で優勝しました
・今は、ゴルフに熱中し、スコア〇〇で回ります
・週末は、もっぱらキャンプをしています
・色は、ブルーが大好きです
と箇条書きのように情報を羅列する方がいますが、
これでは、会話になりません。
これも意味のない話題提供です。
話題提供は丁寧に1つずつ。
相手に質問し、双方の会話ができるように、
目的を明確にして準備しましょうね!