辛い時に、ふと、「こんな仕事、いつかは辞めてやる!」と、
つぶやいたことはありますか?
人間の仕事というものは、それが文学であれ、音楽であれ、
絵であれ、建築であれ、そのほかなんであれ、
常にその人自身の自画像である。 【サミュエル・バトラー】
でも、そのつぶやき、あなた自身を否定している言葉ですね?
仕事は辞められても、あなたを辞めることはできません。
仕事を、自画像とたとえるならば、辛い、苦しいことも、喜べることも、
丁寧に下書きをし、色を重ね、また油性の絵の具を削り、また、
上から重ね、味わい深い色合いを出して、「よし!できた!」
と言えるようにしたいものですね。