リレーション極意ワード(1)

移動中の電車内で隣に座った女性二人。
友人同士のようで、話題はつきません。

友達だから、女性だから、
会話に話題が底をつかない、ということではありません。

あるお話のテーマが終盤に近付くと、
必ず、こんな言葉が出てくることに気付きました。

「そういえば・・、○○の件ってどうなったの?」
すると、今度は、○○の件についての意見交換が始まります。

しばらくして、○○の件が終盤になると、
また、どちらともなく、
「前に話していた、▲▲って、その後、どう?」

「ところで」、「話は変わりますが」という場面展開の言葉と同じ役割を果たす、
「そういえば」「前にはなしていた」は、
二人の間にあった過去の会話を引っ張り出して、
話のテーマをさりげなく変えています。

彼女たちにすれば、今までの付き合・会話の歴史を踏まえながら、
次々に話題のテーマを展開していくので、
互いに心地よく話題が切れないのでしょうね?

営業マンは、営業に行く前に、顧客と以前、どんな内容の話をしたのか?
どんな状況をお伺いしたのか? よーく思い出して訪問し、
この女性二人が活用していた、極意ワードを活用したら、
話題が続くかもしれませんね。

「そういえば、前回 お話されていた・・・の件ですが」
「以前にお伺いしていました・・・の件ですが」

幸運を祈ります。

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