変換力

おはようございます。

今朝は、タイトルにある『変換力』ということについて書きますね。

感動する講演、お芝居、音楽などに触れると、私たちは、「良かったあ、すごい!素晴らしい!」と感動の表現を発します。多くの方々は、ここまでで良い気分になり、日常に戻ります。ですが、この感動を味わったことから、自分の中の栄養分として取り込むためには、『変換力』が必要となります。

「ここに至るまでにボロボロになるまで台本を読みつくしました」という演技者のコメントから、『やはり、プロでも努力を重ねているのか? 自分も、もう少し粘ってこだわってみるか』と、自分の世界ではない演者のコメントから、実生活の自分へ取り込むように、変換し自分ごととしてインプットする、このような力のことを『変換力』とイメージしています。

研修中でもそうです、「新規開拓で、重要なことは・・・・」と講義すると、変換力は強い方は、「私は新規開拓は行っていないが、これは、ルート営業にでも活用できるな。次回、●●の時に応用してみよう」とインプットされますが、

「新規開拓か・・・、関係ないな。。。。。」と自分ごととしての変換をされずに聞き流す方もいらっしゃいます。

せっかくの学びの機会も、変換力がないと、限られた量で終わってしまいます。人間はどんな時でも、どのような境遇でも学べます。それには、今受けた刺激、現実、体験を自分の中に取り込める変換器が必要です。その変換器はあなたの意思で備わるものです。

『変換力』には意思と継続時間が必要です。

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