おはようございます。
先日、ある企業の管理者層向けに講演の機会をいただきました。そこで、桃太郎と浦島太郎の昔話、どちらがお好きですか？ という内容も盛り込みました。
筑波大学の松崎先生から実際にお伺いした内容です。
私は、どちらかを選べと言われたなら、桃太郎が好きです。ある種のヒーローですしね・・・。(浦島太郎もカメを助けたところはヒーローか！)
正義の味方、敵役が明確な話で、最後は鬼を成敗して、ご褒美を持ち帰る、なんてとてもすがすがしい話だからです。
幼いころから、〇か、×か、はっきり指摘される育てられ方をされたので、その影響もあるのでしょう。
世の中には、意外と〇か、×で区別できないこと、また、どんな観点で〇か、×か、その場合により判定が入れ替わること、なかなか複雑なことの方が多いのに、とかく決着をつけたがります。
私には、自分の中の価値観・判断基準・こうあるべき・・・という概念を横に置いて、人と会話することにかなり努力が必要です。
新しい何か、新しい視点を取り込むためには、古い自分の中の親しいものを、少し、移動させて聴き取らねばならないと、日々トライしています。